あれから2週間近くが過ぎ、
季節は6月になった。


瑠依くんとは、私が好きと言わなくなっただけで、相変わらず普通に過ごせてた。

帰りのHR後、日誌を書いてる瑠依くんの前を通りすぎながら、やはり、気になって仕方ない……

最近の疑問を口にする。


「ねー瑠依くん、どうしたの?」

「なにがー?」

「肉……いや、最近3年の先輩来ないよね?」

「うん、そーだねー?」

私はこのパターンを知ってる。


そう、これは……
「あー瑠依くん、彼女できたんだね。」