夕日が綺麗に輝いている。


そんな教室に、私は今、ある人物と居る。


相手の男の子から緊張が伝わってくる。
すると、男の子は大きく息を吸うと、いつもの爽やか笑顔でこう言い放った。





「……相原さん、俺と付き合ってください」






「……えっと、?」



全然、状況が掴めてない私。


だって、目の前にいるのは、人気者で、すごくかっこいい白石 晴(シライシ ハル)くん。



そんな人が、私に告白……?


ウソ、とかじゃなくて?



ポカーン、としてる私に、白石くんはニコッと微笑んで近寄ってきた。



「あ……っ、わ、私、白石くんのことよくわからないし……。」



私は近寄ってきた白石くんと少し距離を取り、そう断る。

すると、白石くんは、何か考えてから
私との距離をつめてきた。




………え?



「うーん…。じゃあ、さ
お試しで付き合うってのはどう?」


そして、驚くようなことを言ってきた




え?え?


お、お試しって、なんですか……!?