「帰ったぞ。」

「あ"?」

「ったく。愛する夫が帰ってきたのにそれはねーだろ」


いつから私はお前の妻になった?え?ふざけてんじゃーねぞ。コラ

「うるさい。あたしはあんたの妻じゃない」

「ハル、お前は俺のもんだ」

「あたしはあたしのものだ」

「へぇ、ハルも言うようになったじゃねーか」

「黙れ。はよ、風呂入れ。」

「チッ」

は?今、舌打ちした?何様だよコイツ。誰が洗濯したり、ご飯作ったり家事してやってると思ってんだよ!





あ、お見苦しいところを。すんません。
あたしは西原ハル。そして、夫のように帰ってきやがった吉田隼人と同居することになってしまった悲しい悲しい女の子。

もう、バカ(←隼人)がイミフなこと言うから読者様にお見苦しいところを見せてしまったではないかっ!