「しかも、幼馴染は恋愛対象外。」
「何それ。」
「クラスの人気者である憐くんがクラス委員って女子がモメるに決まってるでしょ。
現にさっきまですごくモメてたし。
でもあんたなら大丈夫だろうって。
悔しい?
でもね、そう思われてるのよ。
いつまでたっても行動に移さなければいつかとられちゃっても…」
そこまで言うと千夏ちゃんの口は止まった。
なんだろう。
この何か大切なものは持っていない。
喪失感みたいなものは…。
「この体育祭。
きっと応援団で一緒にいる時間も増えると思うし。
何か進歩すればいいね。」

