【短編】キミと過ごした夏

「田舎者だからって、あっちで無視すんなよ!」



「――…っ。私だって、田舎者だもん。言葉だって、一生懸命に直した。笑われないように…」



「なら、俺の前では、普段のままでいいよ!」



ニコリと頷くキミ。



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キミの乗った列車が、定刻通りに出発した。 



キミの笑顔と残り香を置き土産に…