その日の夜。 私はお兄ちゃんの部屋へ行く事にした。 危険な事は分かってる。 今行ったら、もしかしたら今日の続きみたいな事をされないとも限らない。 でも、どうしても確かめたかったんだ。 どうして私にあんなの事したのか… どうしても。 私は、親たちが寝た夜中の1時に、お兄ちゃんの部屋へ行った。 「お兄ちゃん?入るよ?」