「…ひかる。この店出るぞ。」 「へ?…分かった…」 食事を食べ終わっていた私たちは、ファミレスを出る事にした。 お兄ちゃんは、手を繋いでくれていたけど、 その手が熱くて、 もしかしたらまだお兄ちゃんが怒っているのではないか…、と怖かった。 お兄ちゃんにひかれ、 私は家に入った。 でも、お兄ちゃんは明らかに怒っているのが 分かった。