でも、彼女は 俺の腕から逃れようとした。 なぁ。 ぜってぇ幸せにするから 俺を選べよ。 俺の 俺のそばにいてくれよ。 俺の中で、 プツンと何かが切れた。 俺は、 彼女を押し倒した。 兄として、 もうお前を見ねぇ…。 そんな気持ちから。