外は晴れていた。 青い空の下、 私たちは、お弁当を広げた。 「うまそうじゃん。」 「えへへ。まぁ普通かな。」 特に得意ではないけど、 一応作れる程度。 それでも、うまそうって言ってくれて、凄く嬉しかった。 ぱくっ。 屋良くんの口に運ばれる私の作った卵焼き。 それをドキドキしながら見つめる。 屋良くん、美味しいっていてくれるかな…?