私は佐倉 琴莉。
普通の女子高生。ちなみに高2。
数日前に幼なじみの優也から告白された
正直驚いた。いや、凄い驚いた。
優也がそんなふうに思ってたなんて
全く知らなかった。
で、私の気持ちも
優也のことが好きだった。
好きだから優也と同じ高校に入りたくて
推薦けって
私の頭じゃギリギリ無理って
言われてたにも関わらず
夏休みから塾とか行って
塾がない日は一日中家にこもって勉強した。
その努力の甲斐もあって見事合格
周りからはめちゃくちゃ褒められてた。
優也に褒められた時は
嬉しくて泣きそうだった。
ほんとに頑張ってよかったって
推薦先うけなくて良かったって思った。
だから、告白された時も
すぐ返事しようと思ってたのに
後でって言われたから
優也が言うならと思って従った。
でも、言っとけば良かったなって
後悔するのはその後すぐで
今日の昼休み先輩から屋上に呼び出された。
みんなはついて行くよって
1人じゃ危ないよって言ってくれたけど