「…偉いです。 アリガトウゴザイマス」 「よし!じゃあ行くかーッ!」 絢菜さんが歩けば周りの人の目が絢菜さんに向く。 柔らかくて長い茶色の髪 少女漫画みたいに大きくていつも輝いている目 白雪姫と自慢するくらい白くて透き通っている肌 人形みたいに長い手足 モデル顔負けの美貌に、自慢の八頭身 それが、箕鳥 絢菜…さん。 「樹乃、早くしなさいよ」 「う、うん…!」 自信満々な絢菜さんとは正反対な僕。