ん…ここは…どこ…???


ふわふわのベッド…
わたし、寝ちゃったのかな



いい香りする…
おかあさーん、ご飯私も食べるからね…








「ご飯、食べるの?みるく」









「………


!?!?!?!?」









ゆ、ユイくん!?!?
どうして…







「残念。みるくはまだお家に帰ってないよ
ここは僕の家
みるくのためにご飯作ったところなんだ、食べる?」








「…ユイ、くん…」









…そうだ。私…下着なくして…あれ?
何したんだっけ…







「そういえば下着だけど
落ちてたよ、はい」




そう言って私の下着を手渡すユイくん。
は、恥ずかしい…!!!




「あああ、あ、ありがとうっ!!!」



ガシャッ




!?!?
動けない。
手元を見ると銀の鎖がベッドの柱と繋がっている


これって、手錠…?








「…ユイくん?どーゆーこと…?」








「どーもこーもないよ
みるくを帰したくなくなっただけ」








「私を、帰したく、ない…?」








どうしよう、なんだか、寒気が







「最初は普通に返してあげようと思ってて
少しイタズラしたかっただけだったんだけど
簡単に俺を信じるみるくが可愛くてさ
つい、ね」








「…えっと…とりあえず、外して?」








「…やだ、」









「なんで…?もう外暗いし、私帰らないといけな「うるさい」







「んむっ…!?!?」





目の前が暗くなる
ユイくんの顔によって






「んんっ…んあ、ふっ……」






唇と唇が重なる
ユイくんの舌が私の口を強引に割って入る







「やっ…んんんっ!!!ユイくっ…!」





息が、できな、

ドンドンとユイくんを叩くと、やっと離してくれた








「なに、息の吸い方も知らないの?
…ふっ、かわいいね、みるくは」








「はぁっ、はぁ…どうして…こんな…」




こんな…無理やり…





「みるく、これで分かった?
男は怖いんだよ?信じたら、そこをつけ込まれてこんなことされちゃうんだから」







「…今は、ユイくんが、怖いよ」








「…ふーん…その割にはさっきのキス
気に入っちゃったように見えるけど」







「っ…!?!?
そんなことないっ!!!そんな…」







「そうなんだ?」








「当たり前、でしょ…」




「そっか、じゃあ今日はもうやめよ
また明日ね」






「…へ?ちょっと、まってよ
明日って…帰してくれないの…?」






「当たり前じゃん
あー…帰してほしい?」





「…うん」






「じゃあさ、俺にさっきより激しくキスしてください、って可愛くおねだりしてよ」






「…へ?」






「そしたら帰してあげないこともない」





「…そんなこと…言えないよ…」






ユイくん…まだ、優しさが残ってるなら…もう帰して…





「じゃあ、帰さない
俺、優しくなんてないからね
優しいのは外面だから」







「…!!!!!!」





「ほら、言って、早く」




「さ、さっきより…激しく…キス…してくださ、んんっ!!!んんん…んんっ!」






「よくできました。」





「やぁ、ユイく…んんっ…はぁ、んむ…んんん…!!!!」