誘う幻想 ノーカウント37

隊長が切られた。左腕を押さえながら逃げている。
さなさんは速くて反撃する余裕も与えない。近づいたら死ぬ。遠距離攻撃も有効かはわからない。対策が出来てしまえば終わりだ。

隊長達の指示が無いとどう動けばいいのかわからない。
政府の核はどうやって壊すの?

さなさんが気づいていないのを確認し、政府の核に近づく。
すると、タッチパネルのようなものを見つけた。


もしかして、これを操作すればケースから核を出せるんじゃ……

このことを伝えないと……そのためには危険地帯に……

覚悟を決めて、皆の方に向かう。

「羅雪!?」

「隊長、壊し方は知っているのですか!?」

隊長たちに合流できた。壊し方を教えてもらい、それを実行する。私はその間、マイクでさなさんを妨害する。

「タッチパネルがある。認証するを押して、五人の道具についているマークをかざすんだ!」

それは他の人にも聞こえた。進路を変え、タッチパネルを目指して走った。