裕「…俺、一目惚れだし、出逢ってまだ短いけど…美織の事本気で考えてるよ。好きなんだ
俺にふさわしいとかなにそれ?もしバレても、俺は美織を守るよ。
それに俳優は続ける…絶対に
それなら安心だろ?美織は何も心配しなくていいんだよ。だから、俺の彼女になってください」
円衣裕太は、私を優しく包んだ
私は汚い…卑怯…嘘つき…最低
だけど…
ダメだって思う気持ちとは裏腹に、私の腕は円衣裕太を抱きしめていた。
それが返事と受け取った円衣裕太は、更に力強く私を抱きしめる
裕「ありがとう…好きだよ。」
美「…私も…」
私から体を離した円衣裕太はそっと顔を近づけてきて唇を奪った
涙が出てきた
好き。その気持ちに嘘はない…
今まで最低な事をしていた分、この恋を守りたいと思った
絶対に誰にも壊させない
利用させない
絶対に…絶対に守る。
美「裕太…もっかい、して」
泣いている私に気付いた円衣裕太は、優しく頭を撫で、もう一度優しくキスをした