目が覚めると3日もの月日が経っていた。
ベットから起き上がった私はよろけ、それを富田が支えてくれた
富「…だいぶ血を流したからな。
俺のせいなんだが…悪かった。」
美「…これくらいしてくれなきゃ私、多分気狂って自殺未遂でもしてたよ」
自傷を言ったつもりなのに、ちっとも笑う事は出来なかった。
そして私は恐る恐る、知りたくて仕方ない、でも聞くのが怖いあの事を聞いた
美「……裕太は……?」
富田は私をゆっくりと、強く抱き締めた
富「………無事だよ。」
………無事…?
裕太が生きてる………。
美「…良かった…良かった…」
涙がどんどん溢れてきた。
その安心感に、どっと精神的疲れは襲ってきた。
それでも私は正気を保ちながら裕太の回復に涙した
富「本当に良かったな。
さっき病院に居る本田から佐々木に連絡があったんだ。ついさっき、目が覚めたと…」
私は何度も頷き涙を流し続けた

