「冗談だって。そんなむきになんなって」





「むきになってなんか………」






「分かったから。まーもしかしたら、かおるちゃん面倒見いいから一樹みたいなタイプのがいいかもな~」





「お前、本当………」





「でも、かおるちゃん可愛いからあんまり油断しねー方がいいぜ?」





「………………………。」





「ちょ、お前シカトすんなって」





……………何か、朝から疲れたな。





だからだろうか。






ごはんは宿舎のじゃなくてかおるのがいい、って思ってしまった。






そして二日目、三日目、四日目は軽やかに過ぎ、俺たちの良い思い出となった。