「ーーーぁ、わりぃ、すぐ着る。……って」
え?何?
なんでこっち来んの?!
ますます顔が熱くなる。
「袖、洗剤ついてるけど」
ーーーーー袖?
………あ、本当だ。
まくろうとしても手に洗剤がついていて捲れない。
すると、まるで後ろから一樹に抱きしめられるように………
「ーーーはい、これで大丈夫!」
………………袖を捲ってもらった。
「ーーーーっ!いいから!早く上の服、着てください…」
「ん?あー、着る着る」
私はどっとした疲れを感じながら皿洗いを再開した。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…