ボクらはキミが好き!?


英慈が買ってきた食べ物を一通り食べ終えたところに血相を変えた実行委員のひとりがやってきた






「大変です!!!!!」





「ど、どうしたの?」






「あのっ・・・あれがっ・・・」





必死で走ってきたのだろう、呼吸がみだれ、言葉がおぼつかない







「落ち着けよ、なにがあった?」






英慈はその実行委員をイスに座らせ落ち着かせる







数回肩で息をし、落ち着きを取り戻したところで口を開いた



「ないんです。賞品が
なくなってるんです!」






!!!!








うそっーーーー!