森下くんの恋愛事情


「みんなっ、右に傾けてっ、早くっ」


思いっきり、右に体重をかける。

そしたら棒がグラっと倒れていく。

敵チームの攻撃はかわせた。

でも、多分。

このまま行ったら倒れるよね。

そしたら、快斗が下から立て直す。


「無茶なことするなよ」

「ありがと。もうちょっとだね」



その時、ピストルが鳴り響く。


勝った。


そこからは大変だった。

気が抜けた男どもがバタバタと崩れて、僕は落ちた。

結構痛かった。

ついでに言うと、多分。

多分だけど、右足ひねった。

これは、言ったら迷惑かけるから言わないけど。