なにしたんだろ。
ゴールに立っていたアナウンスの人が駆け寄る。
『佐々木さんっ。1位おめでとうございます!
先ほどの跳び箱の1回転は綺麗でしたねっ。狙ってたんですか?』
「いえ、思ってたよりも低くて勢いが余っちゃっただけです」
ふんわり笑って応える莉音。
あーあ、去年はあの笑顔独り占めしてたのに。
やっぱ、別れた後と前じゃ全然違うなー。
その後はかるーくながして棒倒し。
殺す気か。
やっぱり練習と違って活気がやばい。
1年生がおわって、まぁけが人も程々に2年の始まり。
上から司令塔的な立場で様子を把握する。
結構、有利な立場で戦っている。
こっちも登ってこないわけじゃないから蹴り落とすけど。
そこから決勝戦まで行って。
最後。
ここに勝てばほぼ優勝確実。
頑張ろ。
