「誕生日なんて、僕も忘れてたよ」

「え…」


きょとんとした顔で見る莉音。

いや、だって忘れてたんだし。

忘れてたもんはしょうがない。


「それはさすがに俺でも忘れなかったぞ」


兄貴が言う。


「いやー…。忘れてたよ」


まぁ、終わったことだし。

いいよね。



このあと、みんなと自分のチョコが違うことに気づくのは速かったです。



そして、ホワイトデーを忘れちゃったりしました。

ごめんなさい。