「え、じゃあなんで新人さん?」 「…お前と一緒だ。 事務所の方針で、撮影は最近始めた」 「そうなんですか」 どうしよう。 頭が追いつかない。 仕方なく、営業スマイル。 「撮影、始めるよ〜」 「あ、はい」 カメラマンさんが声をかける。 カメラの方を向いたら、背後に悠李が見えて。 「そういえば、悠李とお話しました?」 「…あぁ、めっちゃ驚かれた」 「でしょうね」 やっぱこの人、ちょっと抜けてるよね。 なんか、天然? モテるのに気づかないって損だよ〜。 撮影は、かるーく終わって。