森下くんの恋愛事情


「え、自分で払うよ」

「でも、莉音見た感じ財布持ってないよね」

「…あ。お願いします」

「ん、こういう時くらいカッコつけさせてね」


潔く引き下がる莉音。

良かったよかった。


「どこ行く?」

「えっとね。そろそろ帰らないと閉店の時間だね」

「え、はやい」


もう、閉店10分前でそろそろ店じまいだ。

帰らないといろんな人に説教を受けないといけないから。


「早く帰ろう!」


莉音、焦ってマス。


ただし、ダッシュで帰っても遅れちゃって。

実行委員の子と快斗と玲音に思いっきり怒られました。

最後は莉音お得意のウルウルの涙目で許してもらえたけど。