「よ、よかった〜」
安心した莉音は床にしゃがみ込む。
「姉貴?」
響くんが莉音に声をかけて。
すると、莉音は立ち上がって響くんに近づく。
バシンッ
かわいた音が病室中にひびく。
「なっ、なにすん「心配したじゃない!」
「どっか出て行ってんじゃないわよ!
アンタは私と違うの!
奏は私のことそのうち警察から送られてくる
って思ってるかもしれないけど、アンタは違うじゃない!
ほんとにどこへ行ったか全然分からないんだから!
心配させてんじゃないわよ!」
その時、響くんは莉音をぎゅっと抱きしめて。
「ごめん。でも、ありがとう」
