車なんてあるはずもなく走って病院に向かう。
その間も莉音は、泣きそうな顔で。
病院について病室を聞く。
病院内は走るななんて言われるけど、心配だからダッシュ。
病室の前についた途端莉音がドアを思いっきり開ける。
「響!」
「姉貴?」
心配している声色とは対象的にビックリしたような声が
響くんから帰ってくる。
っていうか、普通に座ってるし。
「ごめん、姉さん。
事故って言っても騒ぐほどじゃなかったみたい。
なんか、ふらふら歩いてたところに
子供の三輪車がとんってあたってバタって倒れただけらしい。
ま、それでも捻挫はたらしいけど」
なんだ、よかった。
マジで車と接触事故起こしたのかと思った。
