「許してくれるよ、きっと」 「…頑張る」 その後、手を繋いで莉音の家まで上がる。 ドアを開けると奏くんが走ってきて。 「響、会ってない!?」 「え、あってないよ?」 「響、どっか行っちゃったの?」 莉音が聞き返す。 「今朝、響がいなくなったんだよ! 朝、起きたらいなくなってて! 携帯もおいて行ってて 姉さんのところに来てないの!?」 「来てない!どこ行っちゃったの?」 「わかんないから焦ってんだろ!」 奏くんが声を荒げている。 不安なんだ。