「告白大会だって。

文化祭の時もあるらしいよ」

「そーなんだ!

帰りは、暗いねー」

「そうだね」


告白大会って、莉音告白されないかな?


「悠李、告白されない?」

「へ?」

「だって悠李モテるじゃん」

「いや、莉音のほうがモテるじゃん」


「安心しろ」


後から肩に手を置かれて振り返ったら結城先輩がいて、


「告白大会の司会は大我だぞ、

あいつは手を回すよ。

それにこの告白大会にもルールがあるんだよ」


結城先輩は、ニヤッと笑って前を向いた。

その方向を見ると舞台の上に大我先輩がいて。