森下くんの恋愛事情


「は、はずかしいです」

『先ほどのコスプレ競争の格好のままですが着替えは?』

「悠李見たかったから。着替えてたら見れないかと思って」


その言葉はマイクを通して学校中に響き渡って、

女子の悲鳴と男子の嘆きが入り混じった声が響いた。


『惚気ですね!

森下くん、こんな可愛い彼女で嬉しいですね!』

「えっ、はい」

『あ、ただいま熱愛報道の新聞が手元に来ました。

当時の見出し

《学園一の美女、可愛い系男子と熱愛発覚か!!》

という記事です』

「知らなかった」


莉音の方を見たらあたりを見渡していて、

急にこっちを向いて


「悠李、帰ろ?帰りたい」


ジャージの裾を引っ張って上目使いで言うとか、