見えちゃうけど、好きでいて

会話はろくに弾まず、食事だけが淡々とテーブルに置かれていった。

「慎平さんは、化粧品の開発してるんですね」

「そうなんですよぉ~もう大変っす。この前なんか……」

「おい」

正宗が、慎平の言葉を遮った。

それに気がついが慎平は、京香のほうを見ながら「あ、そっか、一応ライバル社内なるんだ」と言って、酒を飲んだ。