青空の下に咲いた花は…君という花でした。


「うん!!」

私は、大きく頷いた。

こうちゃん先輩が笑顔でコートに戻っていく。

いつまでも熱は冷めない。
こうちゃん先輩と話してると、熱が出たみたい、にどきーん!ってなるのはなんでだろう。
私は、まだこの気持ちの答えを出せてない
んだ。

「こうちゃん先輩頑張ってくださいー!」
一年生のマネージャーの子の声が響く。
またもや、こうちゃん先輩がボールを受け取って、相手ゴールへ近づいてきた。

こうちゃん先輩頑張ってください!と、一年生の声が響く。
私だって、応援してもいいよね?
だって、応援してって言ってくれたよね?
なら…、私も!!

「こうちゃん先輩頑張ってくださいっ!!!」

勇気を振り絞って出した声は、青空に響いた。

ドサッ…

ゴールネットがまたも、揺らいだ。

ゴール!!!
「きゃーーーー!」
みんなの黄色い声援が上がる。

こうちゃん先輩は、最後にパスを出してくれた仲間にハイタッチ。そんな姿も爽やかでかっこいい。

そうしたら、こうちゃん先輩は走って私の元に来てくれて、
「応援サンキューな!」
と、言って走り去って行った。

良かった。声がかけられて。
たぶん、何も言えなったら後悔してた。