「───ん……、」 わたしはゆっくりと目を開ける。 そこでハッ、と覚醒した。 あわてて時計を見ると、長針がさっきの位置の反対側に来ていた。 ………あー、30分も寝てしまった。 けれど、白い背中はさっきと変わらず丸まっている。 彼は、頭のいい努力家だ。