虹のかかる空【短編】




「……なんか、こういうの見てると不思議と自分が生きてるんだって、改めて実感する」


「そうだね」


しみじみと言う工藤にわたしも同意する。





「自然の力ってスゴイ、としかいいようがないよね」


工藤は楽しそうに笑った。



変。


変なの。


わたしは今までずっと、工藤の背中しか見られなかったのに。