「私の願い……?」

「そう、あなたの願い。言ってみなさい。」

「…やり直したい。誰も、頼ることなく生きたい。

だから…

だから、誰も私を知らない世界へ連れて行って!!!」

「ふふっ…

面白い人ね。その願い、叶えてあげる。」

私は、そのままその女の子に背中を押され、屋上から落ちた。