冷たいあたしの王子様





「あ、瞬くーん!良かった、まだいて。」




急いで中庭に行くと、瞬くんはまだいた。



またご飯を食べている猫ちゃんを、瞬くんは撫でながら優しい顔で見つめていた。



それからあたしを見るから、そんな顔であたしを見てくれるんだ。



もう…カッコよすぎるんだってば!



瞬くんの側まで行くと、猫ちゃんはもうご飯を食べ終わって、ゴミをスーパーの袋に入れると、瞬くんは歩き出した。




「あれ?もう帰るの?」




いつもは猫ちゃんの側にもっといるのに。



でも、今日はあたしが来るのが遅かったからかな…?



いつも、この時間に帰ってるのかもしれないしね。