冷たいあたしの王子様





「お前、この間の期末テスト。ちゃんと勉強したか?」



「…え、ま、まぁ、少しは、」



「少しはじゃねーよ!吉永、しっかりと勉強しろって俺言ったじゃないか。」




あたしの担任の先生は、若い方で他のクラスの担任に比べて、顔もまぁカッコイイ方。



体育の専門の先生で、すごい熱血なんだよね。



それでいて生徒にも好かれていて、3年間ずっと担任でいいのになんてあたし含めて、同じクラスの人は思ってると思う。




「いや…だってー。勉強しても理解出来なかったんですもん…」



「じゃあ、またしっかりと復習することだな。この間の期末で赤点を取ったから、夏休みに補習を受けることになったからな。頑張るんだぞ。」




そう言って、あたしに1枚のプリントを渡してきた。



『補習教室の日程について』


そんな内容のプリントを。




「え、ちょっと、先生…!」



「ほらお前、急がないと授業遅れるぞ。」