そうだった…もうすぐ私の誕生日だ。
よりによってクリスマスイブがその日。
小さい頃は、誕生日とクリスマスが一緒なのが嫌だったーーークリスマスケーキが誕生日ケーキになるから。
前に1度だけワガママを言って、別々にしてもらったことがある。
「結愛のお誕生日会をやるかどうか聞かれたから、やるって言っといたよ。」
「ふぅん。」
そんな事でわざわざ来るなんて…メールでもしてこればいいのに。
そういえば陵は、ケータイの番号を聞いてきた割には、電話もメールもくれないな…。
別に待ってる訳じゃないけど……男ってそんなもんなのかな。
それにしても私の誕生日を覚えているなんて…ストーカーにでもならなきゃいいけど(笑)。
「ふふ…。」
「なぁに、変な子。そろそろご飯だから智沙を呼んできて?」
「はぁい。」
私は、石崎先輩と目が合った事を思い出して、ニヤけながら2階へ上がっていった。
よりによってクリスマスイブがその日。
小さい頃は、誕生日とクリスマスが一緒なのが嫌だったーーークリスマスケーキが誕生日ケーキになるから。
前に1度だけワガママを言って、別々にしてもらったことがある。
「結愛のお誕生日会をやるかどうか聞かれたから、やるって言っといたよ。」
「ふぅん。」
そんな事でわざわざ来るなんて…メールでもしてこればいいのに。
そういえば陵は、ケータイの番号を聞いてきた割には、電話もメールもくれないな…。
別に待ってる訳じゃないけど……男ってそんなもんなのかな。
それにしても私の誕生日を覚えているなんて…ストーカーにでもならなきゃいいけど(笑)。
「ふふ…。」
「なぁに、変な子。そろそろご飯だから智沙を呼んできて?」
「はぁい。」
私は、石崎先輩と目が合った事を思い出して、ニヤけながら2階へ上がっていった。



