結婚の約束をしよう

「笹野くん、強引というか何というか…。」

「強引なんてもんじゃないよ、スカート短くて寒いしさぁ。」

「あはは。でも似合ってるよ。」

「そぉかな…。」

可愛くなった、似合ってると深月から言われて、イメチェンも悪くないかも…なんて思ったけど、クラスのみんなの注目の的にはなりたくなかった。

私の中では、恥ずかしいなんてレベルを超えているのだから。

席が、目立たない窓際で良かった…。

「…。」

陵は私に、もっと自信を持てと言っていたけど……。

そんなこと、私にできるかな。

てか色々としてもらって、お礼とか…した方がいいのだろうか。

まぁ。陵のお節介と言ってしまえばそれまでだけど。


朝の読書の時間中も、頭の中ではそんなことばかり考えていて、読書どころではなかった。

雲が、太陽を見せたり隠したりしていたーーー。