結婚の約束をしよう

「泣いたら涙凍るんでしょ(笑)。」

「あはは。」

深月の言葉に、私は小さく笑った。

最近石崎先輩が少しだけ近くなってきた気がして……こうやって会えたりすると、やっぱり大好きって実感するんだ。

陵がもし長谷川さんと付き合うことになったら、ちゃんと祝福してあげなきゃーーー私は後輩たちからもらったブーケを見ながら、そんな事を考えていた。



翌朝ーーーいつものように、陵が迎えに来てくれていた。

「早くしろよなー。」

「結愛、また今日も陵くん待たせてるの?」

「お姉ちゃん、あたし先に行くね〜。」

みんながみんな、寝坊した私にプレッシャーをかけていく。

昨日は石崎先輩の事とか陵の事とかを、色々考えてたら眠れなくて。

石崎先輩とあいさつだけど初めて話して、ドキドキしまくりだったとか、長谷川さんに告白されたら陵はどうするんだろうとか…明日の私の誕生日、プレゼントをくれると言ってくれた陵に、何をおねだりしようかなとか。