強く見返し、どちらもそらさない目に、やっと陸が話し始めた。
「...さっき。
あやめが1人でアイス買いに行った時から、何があった?
つか、あの男は誰。」
あたしの両肩に手を置いて力強く聞く陸に、力が抜けた。
そのせいか、
「なんだぁ、あたしに怒ってたわけじゃないのね!!
そそ、聞いて!!
あたし、初めてナンパってやつ?されちゃってさ!
1人で並んでたから、かわいそうに思って話しかけたんだろうけど。
『一緒にアイス食べよ~』って!もちろん断ったよ?彼氏いるんで~って!そしたらさ、『その彼氏見つかんないけど~』って言われちゃってね~
まぁムカついたからガン無視してたの~
でも、ナンパなんて嬉しくてっ!フフッ、あたしのこと認めてくれてるみたいで、なんか嬉しいもんだねぇ~
にやけちゃうっ」
マシンガントークをかましてしまった。

