でもなにに沈んでるの…? これが妖界へ移動してるってことなのかな…。 わたしはなにも考えずに歌い続ける。 「…すべてを…せ…みなそ…このしらべ…♪」 みなそこのしらべ…?って、なに…? 『…だめだ、足りない…。奏、ごめんね』 …足りない、ごめんね…? なんのこと…?あなたは、誰…? 「もういいよ。」