「「いただきまーす!!」」「ふにゃあ!」

わたしとおじいちゃんの声に、

いくつもの声が重なってきこえる。

近所の妖怪たちがつまみ食いしにくるのだ。

あんこ、きなこ、ずんだに至っては、

自分たち専用のうつわで食べている。

まあ、おじいちゃんのご飯は

おいしいからしかたない。

ちなみに、おじいちゃんも妖怪がみえる。

ていうか、オムライス、お、おいしーっ!!