「じゃあ僕たちは帰るね。」 樋口と荒川は出口の方に向いた。 「え!?嘘だろ!」 「だって伯父さんの説教長いし。本屋閉まっちゃう。」 「まじかよ。」 「まあ、頑張れ。」 薄情なやつらだ。薄情すぎる。 帰ろうとしている樋口の顔を見て、伯父さんは呼び止めた。 「幹生!お前も傷作ってるじゃないか!」 「…げ。」 「消毒するから残っとけ!あと、お前の父さんにも連絡しとくからな!」 「…最悪。」 「ざまあ。」 こうして、俺らはそろって樋口の伯父さんの手当てと説教を受けることとなったのであった。