「さあ、手当てしなきゃ。」 樋口と荒川が俺を連れていこうとする。 「え、やだ、いらねえ、こんなの舐めりゃ治るから、」 「駄目だよ。ほら、君らもついてきて。」 樋口が俺の仲間たちにも呼びかける。 「嫌だ!行きたくない!あそこは!」 「待ってるよ、伯父さんが。」 樋口が俺らを連れていこうとしているのは、樋口の伯父さんの病院。 中学の頃から喧嘩してケガをするたびに樋口に連れていかれた。 樋口の伯父さんはとても優秀な医者だ。それにとてもいい人だ。 しかし、