後日。 学校から帰る途中、樋口とばったり出会った。 「あ…」 「笛木妹じゃん。久しぶり。」 「…お久しぶりです。」 「この前はカレーありがとう。美味しかった。」 「いえ、あれは兄が…」 「でも君たちも手伝ったんだろ?美味しかった。」 「…ありがとうございます。」 樋口は相変わらずのボサボサ頭で相変わらずの無表情。 「君、しっかりしてるよね。やっぱりちゃんと兄妹だ。」 「え?」 「似てる。」 「は?」 「じゃあまた遊びに行くよ。」 樋口はいいやつ…なのかな?