願い星



「……お腹すいた」


「ヤダ。離したくない」


「……お風呂入りたい」


「ヤダ。まだ離したくない」





…………うーん。どうしよう。
そりゃぁ、あたしだって離れたくないよ。ずっと会いたかったし。

でも流石にお腹すいた…




「ねぇ、……あれ?」




さっきまで気づかなかったけど左指に違和感があり見てみた。




……指輪?




「由真、結婚しよう」


「……はっ?!」


「お、大胆だねぇ」


「バカっ!!この変態!」




ビックリして思わずベットから起き上がってしまった。
もぉ〜バカバカ。どっちが変態よ。




「で?返事は?ま、Noって言われても結婚するけど」


「バカ。…よろしくね。旦那さま」


「おう。幸せにしてやる」


「うん。幸せにして」




2年以上会ってなくて不安だったけど七夕のしかも誕生日に会えて、プロポーズ。なんだか彦星と織姫みたい。

こんな幸せな誕生日、久しぶり。


あたし達はもう離れないと言わんばかりに抱きしめあった。