ずっとずっとそう思ってた
私のせい
私が傷つけた
でも違っていたの?
彼らのあの顔の理由
それは私のせいじゃないの?
"受け取れないのは悪いことじゃない
それは仕方ないとこ
藍野さんのせいじゃないよ"
その言葉に
鎖で締め付けられる様だった胸の痛みが
緩められていく気がした
『ありがとうございます…
ずっと…誰にも言えなかった
自慢に聞こえないかとか…
どんな風に思われるだろうって…恐かった』
「ずっとそんな風に考えてたの?」
『はい…』
彼は眉を少し歪めてふっと笑った
「苦しかったでしょ?藍野さんみたいに
モテそうな子が…何回くらいされたの告白」
意地悪な質問
『言いません!それこそ自慢でしょ?』
怒ってないけどそんなフリをして言った。
「あ…だから彼氏いないんだ?」
…… 。そんなあっさり言わないで
「じゃぁ 好きな人もいないの?」
『…います』
もうヤケになって言ってしまった
「告白してみたら?」
『え!?』
私の大きな返事にクスクス笑われ
「藍野さんなら大丈夫だよ。いい子だし」
……先生は罪な人だ
