大切な人へ


「着替えるから下行ってて。まぁ居てもいいけど」

『下で待ちます‼』

小走りで部屋を出ていってリビングに

絶対顔赤い...早くおさまってよ...



静かな廊下から彼が歩いてる音がする

「おまたせ」

リビングに現れた彼は髪も整えられていて
綺麗な黒いコートにマフラーを巻いてた


...やっぱりちょっとかっこいいかも

でももう言ってあげないし!


外に出ると雪は降ってないけどすごく寒い
手袋はあるけど、私もマフラーもして来たらよかったな


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「あっ来た!一緒にきたの~?」

紗羅と井川くんがお店の前で待っててくれた
店内は込んでいて予約しておいてよかった


「え!?昨日からずっと一緒に勉強?」

へぇーって2人がニコニコしてる...
何か誤解してないよね?

「でも美優の家庭教師なんていいな!
解りやすかったでしょ?私もよく聞いてるけど」

「教えるの上手いと思うよ。お世辞抜きで」

『そんなに褒められると照れます...ありがと』

井川くんは昨日からやたら褒めてくれる
今までにないことだからちょっと気持ち悪いくらい 笑

紗羅も上田くんもまた教えてほしいって言ってくれて、もちろんOKした