大切な人へ


どんどん進んでいく課題にテンションが上がって、彼の疲れた顔に気付くのが遅かった

『ごめんね 笑 終わろうか!
今日も部活だったのに疲れたね』

「いや...練習よりこっちの方がきつい」

ははって笑ってるけど眠そう...


『じゃ今日は終わろ。お疲れさま!
明日の午後も一緒にしよっか お昼作ってくるよ』

「__それって
昼から出かけるまでするってこと?」

『yes! of course!』

まじかよきついーって笑ってごろんとなった


でも多分井川くんは頑張れると思う
教えるときはいつも真剣だし素直に頑張れるから

そんな彼を見てると私も頑張れるし




31日

朝からまた課題に取りかかる
今日手にしたのは選択制の課題

国語なら小論文。数学や理科や社会はレベルアップした問題集。私が選んだのは英語の英作文だ。


これだけは優秀なものはコンクールに選出される
もし選ばれたら内申点もあがるし進学に有利だし

それに私は書きたいことがあったから...



お昼には食事を作って井川くんの家に行った

健くんは朝から友達と遊びに行って
明日まで留守らしい

チャイムをならすと、いかにも今シャワーを浴びたらしい井川くんが出迎えてくれた


濡れた髪でTシャツにジャージで...

『___おじゃまします』


なんか恥ずかしい


どうして自分が赤くなってるのか
わからなかった