あなたがいる空と、今

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増田さんは慣れた手つきで
水を汲み、花を供え始めた

手越祐也と刻まれた墓石

私は何も出来ないまま
彼の姿を見つめていた

何も出来なくてごめんね、と
心の中で何度も呟く

増「ほら、こっちおいで」

お墓の前に誘導され、彼の隣に腰掛けた


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