足を引きずりながら 夜の繁華街へと入っていく 「ここでいいやっ」 これ以上歩いても行く宛のない私は 下手に動くのをさけ 店と店の間の狭い路地に腰をおろした 「んっしょと」 そこはさっきまでの明るい道とは かけ離れていて真っ暗で全く人目に つかないであろう場所だ 「今の私にピッタリじゃん」 一言そうつぶやくと頬を涙が伝う 「うっ」